淀城は京阪淀駅から徒歩約3分
ちょうど京都競馬場の点対称的な位置にあるお城
仕事柄よく通った淀駅の近くにお城があるなんて想像すらしていなかった
今では城址公園として整備され、本丸の石垣と堀の一部が残る
http://
[0回]
この日は朝からどんよりとした天気で、低気圧に心を折られそうになりながらなんとか入城を決行できた
京阪淀駅を降り、西に向かうとすぐに淀城の石垣が現れる
かなり小さな城址なのだが、石垣は想像以上に立派!!
というのが第一印象
かなり大ぶりな石を野面、または打ち込み接ぎの乱積みで積み上げている
角はやや未熟な算木積みで、算木積みの上部には小さな石をかませたりと、不安点はあるが反りも高さもなかなかの出来栄えである
この写真左の面はかなりの高さとなっている
ふうむ
こちら側は算木積みもかなりかっちりと行っている
やはり乱積みではあるが、落とし積みのような雑な積み方はされていない
公園に入ると、天守台への石段の門が開いていた
開いているのか、誰かが勝手に開けたのかわからず佇んでいたが、よく見ると、この反対側には柵さえなかった
なんのための柵なんだ、、、、、、
この辺りも、年期は入っているが、歪さがかえって渋さを醸しだす
階段を上がると天守台跡?がある
ここはかなり厳しく守られ、中に入ることはできない
ここから見える形的には、奥の部分がおそらく正方形になり、手前に右に曲がるところがあるので、天守の周りに土塀がかかっているような二重構造になっていたのではないかと推測してみた
真実はしらないが、、、
規模の差こそあれど、江戸城の天守とほとんど同じような構造である
天守台を上から見たら結構な高さがあることがわかるだろう
この部分はかなり布積みに近い、整った石垣である
石は小さめだが、かなり丈夫そうである
淀城の残念なポイントを挙げるとすれば、外堀沿いに駐車場や会社などが立ち並び、石垣の観察がほとんどできないところだ
外堀沿いには一本道を作り、その周りに建物を建てて欲しいものである
PR
×Close