兵庫県には、日本で指折りの巨城、姫路城がある
もちろん僕も行ったことはあるが、他に名前のあがる城は思いつかなかった
そんな中、仕事の合間にふと明石城のことを思い出し、訪れることにした

明石城は江戸時代に築かれた城らしく、構造的にも特徴の強い城であった
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明石城はJR明石駅の真正面という、全国的に見てもアクセスの良さが際立っていた
駅のホームからすでに櫓が二つ見え、城マニアでなくてもその景色は壮観だろう
この二つの櫓は重要文化財に登録されている
この写真で、左が巽櫓、右が坤櫓という
巽櫓は伏見城から移築されたのだそう
明石城の入り口は駅から2分もあればついてしまう
例のごとく桝形を形成した、かなり大きな門である
桝形の石垣には、雁木があった
しかし、1段目がとても高く、一体どうやって登ったのか不思議だった
桝形の右側は常識的な高さだったので、さらに不思議である
桝形を抜けると直ぐに櫓が見える
この二つの櫓を見て少し違和感がある
なぜか櫓の向きが違うのは何か意味があるのだろうか
巽櫓は横向き、坤櫓は正面を向いている
巽櫓は脇に、天守へ向かう道があり、そちらを向いているのではないかと言うことで話をまとめた
いざ、本丸へ登る
この写真の右端に写っているのが巽櫓
そして左端が天守台
当時、天守は建てられなかったが、もしもここに天守があるとなれば、かなり威圧感の強い場所だったに違いない
本丸まで登ると、坤櫓と巽櫓をまじかで見ることができる
季節によっては公開もされるそうだ
奥に明石海峡大橋を望む景色は絶景である
少しだけ形式的な説明をすると、この櫓は層塔型の3重櫓
本丸にあった4つの櫓は全て3重だったらしく、それだけでもか威圧感を感じる
本丸の隅
分かりづらいが、天守台に登ることができる
この面積で正方形の形から、層塔型の5重天守が建てられた姿を想像してみる
天守台から北側へは少し幅をもたせた石垣があり、当時多聞櫓があったのではと推測してみた
姫路城に次ぐ、立派な城であったことはまちがい
さっきの場所を天守台から見たところ
櫓だけでこの立派さ
そして赤いワンポイントが効いている
そして、明石といえば明石焼き
ということで、商店街のとり居さんで昼食
卵の香りと、フワッとした食感、出汁のあっさり感で、15個でもペロリでした
天守閣がなくてもここまで立派なお城
ささやかながら土塀が再現されているのも好印象
次は櫓の公開されている時期に訪れたいお城である
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