江戸城といえば徳川家の、江戸時代最大の城というイメージが強い
現在は皇居として使われ、一部が一般に公開されている
東京駅から徒歩で10分ほどで外郭に到着する
外郭については、石垣編で紹介しようと思う
http://
[0回]
といっても、江戸城はとても大きな城で、僕のスケジュールや体力的側面から、今回は全てを観察することはできなかった
本当は数日かけて全て見て回りたかったのだが、それは別の機会に、、、
東京駅から江戸城に向かうと、最初は巽櫓、その奥の桔梗門、さらにその奥に富士見櫓が見える
上の写真が桔梗門
一般公開はされていないが、以前に入ったことがあるので、入る方法はあるようだ
外からでも、典型的な桝形を持つ立派な門である
こちらが巽櫓
富士見櫓もそうだが、出窓が特徴的である
塗籠や長押型といった幕府の城に見られる形式をとっている
また、富士見櫓は三階櫓であり、明暦の大火で天守が焼け落ちた後は天守の働きをしていたそうだ
地方の城では三階建ての天守も多くあり、三階建ての櫓があるというだけで規模の大きさがうかがえる
なんと、その三階櫓が2つもあったというから驚きである
ただし、やや見落としがちである
桔梗門から10分ほど歩くと大手門に着く
先ほどの桔梗門と同じく、右回りの桝形を形成する門である
この門までの橋は目測で約70メートルといったところだろうか
江戸城の中ではかなり狭い方の堀だが、幅は決して狭くはない
門の脇の土塀には狭間があり、当時火縄銃で攻撃を加えていたことがわかる
火縄銃の射程距離が約70メートルと言われているので、この堀の幅は頷ける
桝形の櫓門
他の城でもなんども見ているが、ここの櫓門は石が大きいせいか、かなりの威圧感を与えてくる
今回はやっと大手門に入ったところだが、時間の関係上、さらに区切りの良い場所ということで、一旦区切り、続きは後日綴ることにする
PR
×Close